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Z世代を上手に活用するための採用戦略

Z世代を上手に活用するための採用戦略 (1)
新米人事さん
最近よく言われるZ世代を採用したいと社長から言われたけどどうすればいいの?そもそもZ世代についてあまりしらないわ!

最近こういった質問が多いので、Z世代を上手に採用するための採用戦略についてまとめてみました。

キャリアバイトコンサル担当
長期インターンシップのリーディングカンパニーとして、2,500社以上のご支援から得たノウハウや知見をもとに疑問にお答えします。
本記事でわかること!!

Z世代とは?

Z世代を活用するため必要なこととは?

Z世代とインターンの親和性とは?

それでは、早速見ていきましょう!!

Z世代とは?

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一般的には1990年代後半から2012年頃に生まれた世代を指しており、2021年時点では20代前半から10歳前後の間の人が該当します。

Z世代はデジタルネイティブやスマホネイティブの世代でもあり、ソーシャルネイティブといった点が特徴です。

物心ついた頃にはすでに先端的なテクノロジーやデジタル技術に触れているため、インターネットやテクノロジーとの親和性が高くなっているのです。

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Z世代の特徴デジタルネイティブ・スマホ第一世代

Z世代の最大の特徴は、デジタルリテラシーの高さです。Z世代は生まれた頃からインターネットやデジタルデバイスが一般的に使われていたため、子供の頃からパソコンなどのデジタル機器を使いこなしています。また、当たり前のようにSNSをコミュニケーションツールとして使いこなしており、世の中に向けて情報を発信することに積極的です。

Z世代の特徴消極的な消費傾向

Z世代はデフレ時代に生まれ、幼少期にリーマン・ショックを経験しているため、上の世代にあたるゆとり世代同様、消費に対して消極的な傾向にあります。ただし、交流や娯楽、経験など、リアルな体験にお金を使う「コト消費」の需要が高まっている傾向もあります。

Z世代の特徴強い社会的意識を持つ

Z世代はインターネットを通じて世界中のニュースにリアルタイムでアクセスし、世界経済や国際問題に高い関心を持つ傾向にあります。また、2015年に採択された「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」の普及に代表されるように、サステナビリティやダイバーシティが重視される時代に生きています。

Z世代の特徴新型コロナウイルス感染症を経験

Z世代の多くは、学生時代にコロナ禍の影響で授業や講義、友人との交流など、Webツールを用いたリモートで過ごした経験を持っているため、在宅中心のライフスタイルにシフトする可能性もあるでしょう。オンラインショッピングの浸透や、テイクアウト、デリバリーサービスの急増などが、その代表例です。

Z世代が企業に求めるモノとは?

Z世代は「たくさん働いて物やお金をもらいたい」という考えよりも、

スキルを身につけて自由に働きたい」「安定した生活を手に入れたい」「自分の時間を大切にしたい」といった「なりたい自分になれる企業を求める」傾向が高いです。

WLBを重要視する傾向

Z世代は生まれた時から物と情報が溢れていたため、「あくせく働いてお金を手に入れるよりもプライベートの時間を大切にしたい」「物がなくても幸福な生き方を追求できる」という思いが強いようです。そのため、Z世代は仕事とプライベートの両立を重視する傾向があります。

スキルを身に付けて自由に生きたい

Z世代は「時間や場所にとらわれず自由に働きたい」と考える傾向があります。必要なスキルを身に付け、会社に依存せず自分の力で生活したいという価値観です。仕事とプライベートの時間を明確に区別せず、「プライベート空間の中で仕事がしたい」という意識が強いのではないでしょうか。

安定した会社で働きたい

Z世代は安定性を重視して就職先を選択するといわれています。好きな仕事や職種よりも、現実的で安定した給料や、充実した福利厚生を選ぶという価値観です。ただし「安定性重視=大企業」と単純に考えているわけではありません。昨今は大企業でも大規模なリストラや早期退職を行っているため、Z世代は「これから成長する業界・職種を見極めてライフプランを考えたい」と考える傾向があります。

Z世代を活用するため必要なこととは?

フレキシブルな勤務体制の構築

Z世代の学生は多様で柔軟な価値観を持っているため、以下のようなフレキシブルな勤務体制の構築がポイントです。

フレキシブルな勤務体制
  • リモートワーク
  • フレックス勤務
  • 健康経営
  • 育児・介護支援
  • 副業へのサポート

リモートワーク(在宅勤務)とフレックス勤務によって多様な働き方を実現できます。従業員の健康に配慮した健康経営と、積極的な育児・介護支援は柔軟な働き方につながります。副業へのサポートは「スキルを身に付けて自由に生きたい」というZ世代の価値観に沿った支援体制です。

このような柔軟で多様な仕組みを構築することにより、Z世代の学生の関心を集める効果が期待できます。

入社後のサポート・教育システムの整備

Z世代の学生が着実に戦力として活躍し、早期離職を防ぐには、以下のようなサポート・教育システムの整備が大切です。

サポート・教育システムの整備
  • 質問を上手に使う
  • 仕事の目的を明確に伝える
  • 指導係と二人三脚で歩んでもらう
  • 1人ひとりと誠実に向き合う

Z世代の学生は多少、主体性に欠ける側面があるため、対話のなかで積極的に質問を使用することにより、「自分から行動する意識」を植え付ける効果が期待できます。また、Z世代の価値観に「社会的な関心の高さ」があるため、仕事の目的を明確に伝えることで会社の存在意義を伝えられます。 X世代・Y世代との価値観の相違を埋めるには、指導係の社員との二人三脚体制が効果的ですし、1人ひとりと誠実に向き合うことは個性重視の育成につながります。

デジタルツールの導入

Z世代はデジタルネイティブのため、デジタル化に対応していなければ「昔ながらの古い企業」と判断される可能性があります。どこまでデジタル化を推進するかは業種・業界・事業内容によっても異なりますが、可能な限り対応することでZ世代の印象が良くなります。

紙で作成していたデータをデジタルデータに変換したり、勤怠システムやスケジュール管理ソフトを導入して、PCやスマートフォンからの閲覧を可能にするといった対策が考えられる。IT化が進んでいない場合は「ハラスメントやジェンダーの理解も遅れているのでは?」とZ世代に思われる懸念があるので、一度全社的に見直してみる必要があります。

フィードバック方法を工夫する

Z世代は承認欲求が強い傾向があるため、一方的に欠点を指摘すると「自分は認められていない」と殻に閉じこもってしまう可能性があります。X世代・Y世代の場合は先に欠点を指摘しても、その後に褒めることでカバーできたかもしれませんが、Z世代は逆効果になる可能性もあります。多数の社員がいるなかで注意するのは論外です。先に欠点を指摘するのではなく、まず褒めることで承認欲求を満たした後、「さらに良くなるには……」といった会話を心がけましょう。

指導係が自分の新人時代を思い出し、「厳しく指摘した方が本人のためになる」という意識でZ世代に接すると、最悪の場合、早期に退職しかねないので注意が必要です。

Z世代とインターンの親和性とは?

24卒からインターン情報を新卒採用に使える

2022年4月に政府が、企業の採用活動のルールを見直し、企業がインターンシップで得た学生の情報を採用活動に利用することを容認する方針が発表されました。形骸化が指摘される政府のルールを実態に合わせる形で、対象は2024年度卒業の学生からとなる見通しです。

これまで企業が開催するインターンシップについて、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の3省は「学生情報は、広報・採用選考活動に利用できない」と取り決めていました。しかし現在の実態としては、インターンシップを通して優秀だった学生や参加してくれた学生に対して、特別選考などの優遇されたルートが用意されている場合が多くあり、2023卒の就職活動では通常スケジュールでの選考解禁が6月からなのにもかかわらず、5月1日までに65.0の就活生が内定を承諾しているのが実態です。

 

出典:キャリタス就活2023 学生モニター調査結果(2022年5月)

そのため、インターン参加者が増えている

企業の採用活動のルールが形骸化しているため、年々インターンシップへの参加者が増加している傾向です。

 

出典:マイナビ2023年卒大学生広報活動開始前の活動調査(2022年2月)

まとめ

多くの学生が新卒採用に直結する短期インターンに興味関心を持っています。ただし、短期インターンに興味関心を持つ中で長期インターンの存在を知る学生が増えていくと予想され、また、今後一般化する「通年採用」を見据え、長期インターンを導入する企業も増えていくと予想されます。

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キャリアバイト編集部
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