インターンシップ

長期インターンシップから新卒採用に繋げるための5つのノウハウ

長期インターンシップに参加している学生をそのまま新卒採用に繋げるためには、様々な工夫が必要になります。

というのも、学生が長期インターンシップに参加する目的は新卒で働く会社を探しているわけではなく、成長できる環境を求めているからです。

だからこそ、長期インターンシップで参加してきた学生には様々な工夫を凝らして新卒化まで繋げていきます。

 

そこで、今回は長期インターンシップに参加している学生をそのまま新卒採用に繋げるための5つのノウハウをお伝えします。

ポイント①コミュニケーションの取り方・頻度

 

長期インターンシップに参加している学生を新卒化に繋げるためには、まず「コミュニケーションの取り方・頻度」を工夫する必要があります。

学生とコミュニケーションをとる際は、社員と大きく区別したコミュニケーションを取らず、社員と同じように一人のメンバーとして扱います

1 日15 分でもメンターと振り返りの時間を設け、その日の成果や取り組みに対するフィードバックを実施します。PDCA サイクルをしっかり回すことで、成長実感を持ってもらうことが重要です。

また、3 ヶ月に1 回程度、経営層や人事担当者と個別面談を実施します。業務の中で得られた成果や習得できたスキルなど、本人の成長についてすりあわせを行います。また、課題や不安がないかを引き出し、ある場合にはその解決方法をアドバイスします。

ポイント②成長感を感じるようにミッションのステップを作る

次に工夫するのは、「成長感を感じるミッションのステップ」を構築することです。

長期インターンシップに参加している学生がやりがいを持って業務に参加できるようにミッションを明確にして伝えます。また、ミッションのステップを細かく区切り、段階的に業務の幅を広げたり、責任ある仕事を任せたりすることが重要です。

「何をどのくらい出来れば、次にどんなことを任せてもらえるのか」「次はどのような業務を任せてもらうことができるのか」をインターン生にわかりやすく開示することで、段階を踏んで様々な業務に挑戦できることがわかり、成長感を感じやすくなります。

また、ステップに応じて給与体系を定義することで、より長期就業が可能になります。

ポイント③帰属意識を高める

次に工夫するのは、「組織への帰属意識」を高めることです。

組織への帰属意識を高めるためには2つの方法があります。日常的なコミュニケーションと全社での取り組みです。

1.現場社員との関係性が向上するような取り組みを定期的に実施

現場社員との関係性が向上するような取り組みを定期的に実施することで、組織への帰属意識を高めることができます。

例えば、業務時間内だけではなく、終業後の食事会や部活動などにも参加してもらうことで、オフタイムのコミュニケーションを活性化し、共に働く仲間としてお互いの理解を深められます

社員への魅力や尊敬が高まることで、採用上の競合と差別化を図ることが可能です。

※会社の事業や理念に共感している社員でないと、逆に入社感度が下がる可能性があるため注意が必要です。

2.理念やビジョンを共有する場を設ける

理念やビジョンを共有する場を設けることで、組織の一員として働いている意識を醸成することができます。

理由として、大学生が就職先を選ぶ際の基準に、理念・ビジョンに共感ができるかそれに基づいた経営や事業がなされているかを重視する傾向があります。

月次の全社ミーティング、キックオフ、新規プロジェクトのミーティング等にも参加させることで、中長期の事業戦略を理解し、理念やビジョンへの理解を深めることが有効です。

そのため、全社ミーティング、キックオフMTGはもちろん、勉強会、懇親会などにもできる限り参加できるようにし、組織としての一体感を引き出します。

ポイント④内定オファーは就活後半で!

次に工夫するのは、「内定のオファーを出すタイミング」を見極めることです。

長期インターンに参加している学生に自社に新卒で入社してもらうためには、2つのポイントを意識する必要があります。

1.就職活動後半で内定オファーを出す

タイミングとしては、就職活動の後半あたりが最適です。就職活動中だと「他の企業も見てから決めたい」と意思決定ができず、自社の内定が保険になりやすいためです。企業選びの軸、キャリアイメージができてきた頃に、それに合わせて「自社はどうか?」と一緒に考えてあげることが必要です。

2.内定オファーの注意事項

インターン生の入社に対する温度感を把握せずに内定を出したり、逆に諦めたりしてはいけません。周りの社員に、自社への興味や志望度をヒアリングした上で、感度を確認してからオファーを出しましょう

その際、無理強いやお願いのようなクロージング面談にならないようにすることが大切です。あくまでもインターン生の入社意思があるなら、前向きに受け止めるという、対等な関係が重要です。一方的なオファーは、インターン生からの信頼を失うきっかけにもなりえます。

また、本人が業務で成果を出していない中でオファーを出すことは極力避けた方が良いでしょう。成果を出してからの方がミッションや業務に対する魅力が伝わりやすいためです。成果を出していない段階で内定を出しても、評価されている・必要とされていると納得できなかったり、入社しても活躍できるかどうか自信を持てなかったりし、承諾に繋がりにくくなります。

ポイント⑤面接のポイント

最後に工夫するのは、「懸念点の払拭」を面接で行うことです。

新卒入社の際に、懸念される点(企業規模、給与、福利厚生、社格等)を払拭します

インターン生の就職活動状況をヒアリングしながら、採用コンセプトシートで分析した採用競合と差別化できる自社の強みを伝えます。

Plusαワンポイント

プラスで工夫するポイントとして、「就職活動とインターンシップを両立できる環境を作る」ことです。

就職活動期になると、インターンシップに専念できずに辞めることを選択したり、継続していてもコミュニケーション量や接点の数が減少し、就職の選択肢から消えていきやすくなります。就職活動をしながら、インターンを継続できる環境をつくることが新卒採用の取り組みの一つとしても重要です。

勤務日数や時間を減らして継続できる環境へ

勤務日数や1 日の出勤時間を調整して、就職活動を両立して出勤できるようにインターン生に提案します。業務に支障がない範囲で、説明会や選考面接などによる中抜けを認めることも有効です。

就職活動に活きるスキルアップを支援する

インターン生が伸ばしたい能力や技能を把握し、そのスキルアップを支援することで、就職活動に活きるインターンとして再認識されます。就職活動中もインターンをしていたほうがプラスになると考えられる仕事の設計となっていると継続が促進されます。

 

以上のポイントを工夫しながら長期インターンに参加した学生を新卒化に繋げていきましょう!!

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キャリアバイト編集部
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