社内リソースの確保・社内管理システムの課題解決
神田様
社内エンジニアのリソース不足により社内管理システムの開発・改善に着手できず、システムを使用する営業部やマーケティング部の作業効率を上げられていませんでした。社員は顧客用の機能開発を優先するため、社内のことはどうしても後手に回ってしまいます。リソース不足解消のため、インターン生の採用に至りました。
現在はN高等学校に通う高校生エンジニア2名が在籍しており、週3〜4日の稼働時間が確保できている状態です。
入社後はまず社内で使っている開発ツールやシステムについて説明し、それから営業チーム・マーケティングチームが主に使用する管理システムの改善を行ってもらいます。管理画面の中身を理解することでデータベース構造もおおよそ分かるようになります。社内の管理画面であれば失敗があっても影響範囲は大きくありませんので、自社サービスやシステムに慣れるために適しています。入社〜約3ヶ月で社内管理システムの改善施策は任せられるようになり、3ヶ月目以降は顧客用管理画面やシステムも作れるようになってくるので、社内管理システムの課題解決のために採用したインターン生がそれ以上の戦力になってくれています。
岡田様
簡単なシステムであればプログラミングスクールで3ヶ月程度の経験を積んだ方でも作成することが出来てしまうので、経験が浅い安価な業務委託を活用してシステム開発を行なうという選択肢もあります。しかしインターン生を採用することで、社内の課題解決を行いながら、短期間でプログラミングスクールを卒業したての開発者と同等スキルの成長が見込めます。万が一、社内リソースがオーバーになった場合にも頼もしい存在になってくれると期待しています。
神田様
エンジニアの正社員採用は難しいですし、業務委託は経験が浅いエンジニアも多く、依頼コストが余計にかかる可能性もあります。長期的な目で見るとインターン生の方がコストパフォーマンスは良いと思いますね。
重要度が高いタスクに社員のリソースを割ける
神田様
確実にリソースは増えていますね。そのため社員がより重要度の高いタスクや、これまで優先度を上げることができなかった開発に着手できるようになりました。
その他にも、インターン生に社員がメンターとして付いて教育することで社員自身の基礎力が上がりますし、マネジメントの素質や適正を見ることができます。仮に新卒1年目の社員をインターン生のメンターに付けることができたら、スキルアップの良い効果が期待できると思います。
岡田様
業務以外のことで言うと、弊社インターン生は学校のチャット上でインターンシップやキャリアバイトを推奨していたり、自主的にプロモーション活動も行なってくれています。若い方々だからこそ思いつくことや出来ることもあって刺激を受けますし、社内の雰囲気に活気が出たり、元々期待していた効果以外にも良い影響は多々あると感じています。
地方のエンジニア採用を考えるきっかけになった
神田様
目に見えて業務が遅れることもなく、開発効率を落とさずリモート勤務にシフトすることができ、既存インターンのリモート化は成功だと言えます。コミュニケーションに関しても普段からチャットで雑談する習慣が根付いていたため、リモートになっても問題が起きることはありませんでした。
エンジニアでもリモートインターンが成立することがわかったため、今後の採用は通勤圏内の学生だけでなく、地方の優秀な学生も積極的に採用していけたらと考えています。リモートインターンを導入することで採用できる人材の母数が大きくなったことは非常にメリットだと感じています。他社が狙えないブルーオーシャンの人材市場に踏み込んでいけますし、学生にとってもインターンシップ先の選択肢が広がります。地方の優秀な学生たちと接点を持つチャンスが増えたことは大きな成果ですね。
リモートでの教育体制や評価制度の構築が必須
神田様
インターン採用直後の基本的な教育をリモートで実施したことがないため、エンジニアのリモートインターンを推進する場合は対応方法の検討が必要だと考えています。
もう一つ検討していきたい課題は、拘束時間からの解放です。今は時給制なので勤務時間が固定されていますが、もっと空き時間でも稼働できるような勤務形態を設計していきたいですね。その場合、給与体系・報酬設計・勤怠管理・評価などをしっかり構築できたら、もっと柔軟に採用できると思います。
地方学生の積極採用でより多くの学生にインターンシップの場を提供したい
神田様
エンジニアのリモートインターンは引き続き推進していく予定です。働く場所や勤務時間に拘束されることなく仕事ができるように、インターン生が働きやすい体制を整えていく方針です。現状は社員がインターン生の教育を行なっていますが、今後はインターン生がインターン生を教育する体制を作っていきたいですね。ただ、場所や時間を拘束しない環境で教育を任せることは難しさもあります。インターン生同士の勤務時間が合わないなどの問題も出てくると思うので、そこをどう解決していくかが課題でもあります。社内体制を整えた上で、柔軟な勤務形態・地方学生の積極採用を行い、より多くの学生にインターンシップの場を提供したいと考えています。
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